売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】隠れた需要

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は教養セミナーに参加してきました。

野菜、魚、和菓子などのテーマについて、知識がなかった自分を知らされました。

大人として通用する教養を身につけていきたいです。

 

それでは「売れるヒント」第1,384号です。

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■先日、帰宅途中にローソンに寄りました。

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こちらは小物が置かれている陳列棚です。

 

■電池などと一緒に、小型のカップヌードルが置かれていました。

この棚は、カップ麺売り場と違って、需要が少ないものが置かれています。

小型のカップヌードルも、需要は少ないですが、それでも必要な品揃えということですね。

少食の高齢者の方や、ダイエット中の人など、少ない方がいいという方がいるのだと思います。

 

■ここでの気づきは「大は小を兼ねないこともある」です。

通常サイズと小サイズで、数十円しか違わないので、通常サイズだけ作るのが効率的だと思います。

普通に考えると、少食ならば、食べられない分は残して捨てたらいいと思いますが、実際の需要はそうではないようです。

残して捨てることに罪悪感があるのか、最適なサイズを求める人が一定数いるのだと思います。

 

■このように、サイズを変えることによって、実は隠れていた需要が現れることがあるかもしれません。

作る側の都合ではわからない需要があるのだなと感じた「カップヌードル小サイズ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、サイズや時間、金額などのバリエーションを変えたことがあるでしょうか。

新たなバリエーションを加えてみると、隠れていた意外な需要が出てくるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!