売れるヒント

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【商品開発】隠れたニーズ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は仕事で午前中外出していました。

家電量販店に行きましたが、やはりクリスマス前ということで人がごった返していました。

コロナが収まってきたら、巣ごもり需要がどうなるか気になるところですね。

 

それでは「売れるヒント」第1,377号です。

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■先日、スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらは調味料の売り場です。

 

■最近、食文化の勉強をしていて、料理をしないのに売り場を見渡して勉強しています。

調味料も知らない間に様々な種類が出ていて、知らないことばかりです。

その中に「どろソース」という珍しい名前のソースが置いてありました。

これは、Wikipediaにも載っていてびっくりしました。ウスターソースの熟成期間中に底部に自然沈降した粘り気の多い沈殿物のことだそうです。

 

■ここでの気づきは「意外なものが必要となるかもしれない」です。

どろソースの歴史を見てみると、元々は廃棄物として処理されていたそうです。

それを、強い旨味とコクのあるものとして業界内で知られていたので、オリバーソースの前身の会社が「配布」を行っていたそうです。

それが、そばめしブームをきっかけに、隠し味として知られるようになり、スーパーにも定番商品としておかれるようになったそうです。

 

■このように、今まで需要が無いと思われていたものに、意外な需要があったという例として面白いですね。

周囲にこのようなチャンスが隠されているかもしれない、と感じた「どろソース」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに、必要ないと排除しているものはあるでしょうか。

その無駄の中に、実は顧客のニーズが隠されていることがあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!