売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】違うメリットを加える

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は帰宅後に読書できました。

世界のニュースを日本人は何も知らない2 - 未曽有の危機の大狂乱 - (ワニブックスPLUS新書)

実際の海外についてわかって興味深い本でした。テレビのニュースだけだと認識が偏りますね。

 

それでは「売れるヒント」第1,353号です。

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■先日、ファミリーマートに寄りました。

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こちらはパンの売り場です。

 

■ファミマも頻繁にパンの新商品が出ています。

「ファミマの映えパン」という商品が出ていました。

正式には「紫いもと黒みつのマカロンパンサンド」という名前のようです。

ひときわ鮮やかな紫色で売り場でも目立っていました。インスタなどでも目立ちそうですね。

 

■ここでの気づきは「味わう以外のメリットを考える」です。

もしこの商品を普通に売ってみても、あまり売れなかったかもしれません。

その色彩の鮮やかさが逆に敬遠されたかもしれませんね。

「映えパン」という名前を付けて、目的を示すことで、安心感が増したと思います。

SNS映えを狙った商品も、だんだん一般的になってきたような気がします。

 

■このように、食品でしたら味わう以外のメリットを付加していくと、味の競争にならずに独自の地位を築くことができるかもしれませんね。

このようなコンセプトの商品をウォッチしていきたい、と感じた「ファミマの映えパン」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、主目的以外のメリットを加えることはできないでしょうか。

新たなメリットを加えることができれば、そこで差別化ができるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!