売れるヒント

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【コンセプト】歴史という要素

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は帰宅した後に読書しました。

海洋の日本古代史 (PHP新書)

しばらく前から読んでいますが、日本人はどこから来たのかが研究されていて、奥が深いです。

 

それでは「売れるヒント」第1,311号です。

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■先日、スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらはノンアルコール飲料の売り場です。

 

■以前から気になっている「龍馬」という商品がありました。

これはノンアルコールビールで、ドイツ麦芽100%使用のようです。

「まさにビールを飲むが如し」と龍馬風でセリフが書かれていますね。

実際に、龍馬が長崎で初めてビールを飲んだのが1865年と言われているそうです。

 

■ここでの気づきは「歴史を要素に加える」です。

これは、歴史が好きな人は特に惹かれるビールだと思います。

龍馬がビールを飲んだのか、ということだけでも知識欲が満たされますね。

様々な趣味の中でも歴史は幅広い層が関心があるので、このような歴史の知識を加えるのはいいかもしれませんね。

売り場に置くだけでも目立つのでついつい目が留まります。

 

■このように、コンセプトを変える手段の一つとして、歴史を要素に加えるのも面白いかもしれませんね。

それぞれのカテゴリーでこのような事例があるかもしれない、と感じた「龍馬1865」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、歴史を要素に加えることはできないでしょうか。

もし競合と差別化を図りたいとなった場合、コンセプトをずらしたり変えたりする必要がありますが、歴史は比較的万人受けするのでアリかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!