売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】対象を絞ってみた商品

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は在宅勤務で、夜に食事に外出しました。

20時までの店舗が多い中、だんだん20時以降も開ける店が増えてきたような気がします。

 

それでは「売れるヒント」第1,195号です。

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■昨日、スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらは飲料の売り場の様子です。

 

■牛乳が置いてある中に「パン好きの牛乳」という商品がありました。

パンを食べるときに飲みたい牛乳ということですね。

私もパンを食べる時に牛乳をよく飲みますが、子供の時の給食以来の習慣ですね。

パンを買うと、どうしても牛乳を探してしまい、今回もついつい買ってしまいました。

 

■ここでの気づきは「対象を思い切って絞ってみる」です。

この商品は、パンを食べる時に、思いっきり用途を絞った感じですね。

通常は、「パンと一緒に飲むと美味しい」などを書く位ですが、これは商品名から思いっきり「パン好きの牛乳」となっています。

ここまでするからこそ、牛乳を探しているときに目立つのだと思います。

 

■このように、商品の対象を絞った分、対象が少なくなるリスクがある分、目立つというリターンが得られるということですね。

リスクを取ってみることの大切さを感じた「パン好きの牛乳」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、対象を絞っているでしょうか。

もし幅広く対象としているのでしたら、よほど有名ブランドでなければ、周りに埋没してしまっている可能性があるかもしれません。

思いっきり対象を絞ることで、その対象への訴求力がアップすると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!