売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【企画力】店頭でのSDGs

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は教養セミナーに参加してきました。

大好きなスイーツについて学びました。最近はアシェットデセールというスイーツのコース料理のようなものが増えてきていると初めて知りました。

 

それでは「売れるヒント」第1,191号です。

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■先日、セブンイレブンに寄りました。

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こちらはスイーツの売り場の様子です。

 

■売り場のいたるところに新しいPOPが付いていました。

それは「てまえどりにご協力ください」というものでした。

これは、買う人が賞味期限が長い奥の方の商品を取っていくので、最終的に手前のものが廃棄されるということですね。

その食品廃棄ロスを減らすことを目指して、消費者庁農林水産省環境省と協力して作ったPOPなのだと思います。

 

■ここでの気づきは「最近の企業イメージ向上要素」です。

最近はテレビや雑誌などでSDGsDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標 )がよく取り上げられていますね。

その目標12「つくる責任とつかう責任」のひとつに食品ロスが取り上げられているようです。

世界で年間で13億トンも食品廃棄が発生しているそうで、その改善策の一つとして「手前の商品から取ってください」というのに気づくのはすごいですね。

セブンイレブンは、こういった企業イメージ向上にいち早く取り組むイメージがあります。

 

■このように、例えばSDGsなどの最新のトピックスに取り組むことを発信することで、企業イメージ向上に寄与するかもしれませんね。

企業イメージ寄与を目的に取り組むことで、さらにSDGsが加速していきそうだ、と感じた「てまえどりにご協力ください」のPOPでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、SDGsなどが関係しているでしょうか。

そのような取り組みは、経費はかかるかもしれませんが、それを外にPRすることで企業イメージが向上する可能性があります。

そのイメージ向上がすぐ売り上げには直結しませんが、細かい積み重ねがブランドを形成していくと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!