売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】北海道産カレーから考える

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は夏季休暇3日目で、ちょっと遠出しました。

ホキ美術館 HOKI MUSEUM

千葉県にある写実絵画専門の美術館で、以前から行きたかったのですが、いま遠くへの旅行が難しいので、同じ関東の美術館へ行くいいきっかけになりました。

写真のような絵でも、実物を近くで見ると絵でした。写真とは微妙に違う美しさがあります。

 

それでは「売れるヒント」第895号です。

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■昨日、帰宅途中にローソンに寄りました。

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特設コーナーにレトルトカレーがありました。

 

■こちらは北海道のレトルトカレーのシリーズですね。

帯広ビーフカレー、北海道産トマトの完熟トマトチキンカレー、北海道産チキンのバターチキンなど、北海道産で構成されています。

北海道産というと無条件にイメージが良いので、レトルトカレーのブランド力にも寄与している感じがしますね。

実際の味の違いは私の鈍感な舌ではわかりませんが、やはり北海道産ということは安心感もあると思いました。

 

■ここでの気づきは「別カテゴリーへの転用」です。

今まで北海道産を打ち出す食品はいろいろありましたが、カレーはあまり見たことなかったですね。

地元では既に浸透していたのかもしれませんが、全国的にはあまり見ませんでした。

確かに東京にある都道府県のアンテナショップでは似たような商品は結構ありますが、北海道産は全国区として浸透する可能性がありそうですね。

レトルトカレーというカテゴリーにも、〇〇産という訴求要素を転用できる可能性があるということを感じました。

 

■このように、今まで顧客へ強く響いていた要素を、別のカテゴリーに転用するというのは、意外に簡単に上手くいく可能性があるなと思います。

いろいろな業界やカテゴリーの成功要因を見ていきたい、と感じた「北海道産のレトルトカレー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスが属する業界・カテゴリーは、何が顧客が最も重要視する成功要因でしょうか。

他の業界・カテゴリーの成功要因を、自社の業界・カテゴリーへ転用してみると、意外に斬新で上手くいくことがあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!