【パッケージ】エヴァンゲリオンのカミソリが買いやすい
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は月に1回の教養講座を受講してきました。
京都の高台寺についてみっちり学びました。基礎知識があって訪問するのとそうでないのとでは、味わい方が大きく変わりそうです。
コロナが終息して早く京都観光ができることを願いたいと思います。
それでは「売れるヒント」第896号です。
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■先日、千葉の美術館に行った時に、近くのホームセンターに寄りました。
男性用化粧品コーナーに、カミソリがありました。
■デザインが鮮やかなカミソリだと思っていたら、エヴァンゲリオンデザインでした。
「2号機モデル一式」と書いてあり「2号機?」と思ってよく見ると、エヴァでした。
一見するとエヴァンゲリオンとわかりませんが、わかる人が見ればすぐわかるのでしょう。
今度映画の続編もできるそうですので、欲しい人はすごく欲しがると思います。
■ここでの気づきは「控えめのコラボ」です。
このコラボ商品は、「エヴァンゲリオン」と大々的に描いていないのは、大きく書くと買いづらくなるという配慮からかもしれません。
いかにも「エヴァンゲリオン」というものですと、大人の男性は買いづらいですよね。(偏見ではありません・・・)
特にキャラクター人物が載っていたら、私でしたら恥ずかしくて買えません。
カミソリという大人の男性ターゲットということで、この控えめのコラボは絶妙な気がしました。
■このように、目立てば良いと考えるのも、購入する顧客の立場に立つと買いづらいことがあるかもしれませんね。
実際に売り場で手にとってレジで購入する顧客の立場に立って商品設計を考えたいと感じた「エヴァンゲリオン コラボパッケージ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客が購入しやすくなっているでしょうか。
もしかしたら、買いたいのに買いづらい、という障害があるかもしれません。
顧客像を設定して、その顧客の気持ちになって売り場を考えてみると、そのようなヒントがあるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!