【商品開発】飲み比べセットがお土産で多い理由
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は、少し早く帰宅したので、読書を進めました。
「マニュアル」をナメるな! 職場のミスの本当の原因 (光文社新書)
仕事でマニュアルを作ることがあるので、実体験と合わせてすごく参考になりました、
マニュアルに関係する方におすすめです。
それでは、「売れるヒント」第619号です。
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■先日、所用で富山に行った時の写真です。
富山駅のお土産コーナーで見つけました。
■富山県の有名な地酒が3本入った、飲み比べセットです。
「風の盆」「雷鳥」「幻の瀧」という銘柄で、それぞれ別の酒造メーカーが作っています。
私も、幻の瀧は東京でも見かけたことがあり、飲んだことはあります。
富山は水も米もいいのでお酒も美味しいですね。
■今回の気づきは、この「飲み比べセット」です。
これは顧客の心理のよくわかった商品だと感心しました。
お土産の場合も、自分が家で飲む場合も、お酒の銘柄はたくさんある中で、とても一つに決められないと思います。
「獺祭」のような、よほど有名なブランドがない限り、迷ったあげく結局買わないということもありそうです。
そのようなリスクを軽減したのが3本飲み比べセットですね。
■このように、顧客の立場に立って考えると、商品の販売の形も変わってくるということを改めて感じました。
売る側の立場より、顧客の立場に立った方が売れるヒントがある、と感じた「富山の地酒飲み比べセット」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客の立場になって販売の形を決めているでしょうか。
売る立場を優先すると、売上利益優先で、大容量高単価となり、顧客にとっては買いづらくなるかもしれません。
顧客の心理を読んで、買いやすい形にする方が、かえって長期的な売上利益が伸びることもあると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!