売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【パッケージ】日本酒のラベルで伝えること

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は博物館に行っていました。

紙の博物館|紙専門の総合博物館(東京都北区王子)

北区飛鳥山博物館|東京都北区

学生時代に上京して最初に住んだ街の近くですので、懐かしさも感じながら、歴史の勉強になりました。

 

それでは「売れるヒント」第1,059号です。

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■先日、スーパーに買い物に行きました。

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こちらは日本酒の売り場の様子です。

 

■全国各地の地酒が並べられていました。

この写真の赤いラベルは岩手県の「南部美人」です。

飲んだことはありませんが、名前はよく聞きます。

ホームページには国内海外の様々な賞の受賞歴が載っていて、人気なのだとわかりました。

 

■ここでの気づきは「余白の効果」です。

瓶に貼っている赤いラベルですが、最初は何と書いているかわかりませんでした。

赤地に金文字ですし、そもそも字が小さくほとんどが余白になっています。

ただ他と比べて思うのは、余白がある方が高級感が感じられると思います。

ぎっしりと情報を詰め込むより、シンプルにすることで、そのような目立ち方ができているのかもしれませんね。

 

■このように、パッケージでも、あえて情報を減らすことで高級感を出すという戦略があるかもしれません。

目的によって様々なラベルの形があるのだと感じた「南部美人のラベル」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、パッケージによって何を顧客に伝えているでしょうか。

普通は情報ですが、あえて情報を減らすことで、高級感というイメージを伝えるということもできるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!