売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【陳列】発注済カードを見て

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は月に1回の教養塾に行ってきました。

内容は、鎧の時代毎の見分け方や、茶室について、名曲の物語など、多岐に渡っているので毎回脳がフル回転です。

 

それでは「売れるヒント」第868号です。

---------------------------------------------------------------------------------

■先日、ドラッグストアに買い物に行きました。

f:id:ryo596:20200719081859j:plain

こちらはお酒のコーナーです。

 

■プライスカードやPOPが入っているところに、「発注済」カードが刺さっていました。

よく見ると、商品が少なめになっていたので、追加で発注したということだと思います。

他のお店でも時々見かけますが、商品が急に売れて品切れになった時、「発注済」カードが刺さっていると、買う側としてもわかりやすいですね。

しばらくすると入荷するだろうということが想像できます。

 

■ここでの気づきは「内部情報をオープンにする」ということです。

本当は、発注したかどうかは、店員さんの中だけでの情報共有だと思います。

それを、あえてオープンに見えるようにすることで、問合せを減らすことができるようです。

本当は、いつ入荷するかまで調べられるようにできればいいですが、マスク騒動の時はPOPやホワイトボードに入荷予定を書いていたお店もありました。

そのようなことがシステム化できればいいですね。

 

■このように、顧客が求める情報が増えている中で、情報をオープンにした方が、問い合わせなどの業務が減るかもしれません。

これからは、お店と顧客の情報格差が減ってくるかもしれない、と感じた「発注済カード」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスについて、顧客からの問合せは多くないでしょうか。

もし多い場合は、情報をオープンにすることで、問合せを減らすことができるかもしれません。

商品の内容情報を細かくホームページに掲載したりは基本ですが、在庫や発注・入荷状況を検索できるようにするなども、今後実現していくかもしれません。

---------------------------------------------------------------------------------

 それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!