【商品開発】アソートパックを作る意味
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いよいよ大晦日ですね。
昨日は、話題のフェルメール展に行きました。
年末12月30日の夜だったからか、来場者も少なく、ゆっくり近くで見ることができました。待った甲斐がありました。
それでは、「売れるヒント」第302号です。
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■先日、セブンイレブンに寄った時の写真です。
明治の「THEチョコレート」の新商品のようです。
■「THEチョコレート」といえば、おしゃれなパッケージで話題を呼びましたね。
インスタ映えするチョコレートとして、新たな需要を掘り起こしました。
また、こだわりのチョコレートとして、店頭でシリーズが並んでいます。
今回、新たに発売したのは、アソートパックだそうです。
■これは確かに欲しかった商品だと、感心してしまいました。
THEチョコレートは、9種類もあるようで、それぞれカカオ豆の産地が違ったり、カカオの比率も違ったりします。
ですので、この微妙な味の違いがわかる大人になりたいと思っているのですが、なかなか違いがわかりません。
1個ずつ買うのですが、前回買ったものの味との違いがわかりません…
その点、アソートパックでしたら、1枚ずつ食べ比べができます。
微妙な違いを打ち出しているTHEチョコレートであるからこそ、アソートパックが活きてくると言えるかもしれません。
■これも、顧客の立場になって考えられた商品だと感じました。
微妙な味の違いをアピールしている商品だから、「味の違いがわかるようになりたい」という顧客の欲求があると、想像した結果生まれた商品かもしれません。
売り手でありながら、一顧客の立場でもありたい、と感じた「THEチョコレートアソートパック」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスが、多種多様なものならば、比較したいという顧客の欲求があるかもしれません。そのような欲求に応える詰め合わせなどを作ると新たな売れるヒントが見つかるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!また、よいお年を!