【コンセプト】なぜフロスにミント味を付けたのか
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
このブログは、ドラッグストアやコンビニなどの身近な店舗での、最新の商品展開を見ることで、売れるヒントの気づきを得るものです。
他業界・他社の事例として、自社の参考にしていただければと思います。
それでは、「売れるヒント」第618号です。
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■昨日、近所のドラッグストアに買い物に行きました。
こちらは「フレッシュフロス」という新商品のようです。
■「トゥービー•フレッシュ」という口臭ケアシリーズから出た歯間フロスのようです。
調べてみると、11月から発売したそうなので、つい最近です。
青と緑の色鮮やかな商品でしたので、ハンガーで吊り下げられ目立っていました。
デザインも、フロスを使う習慣のない若者世代向けの訴求になっています。
■面白いのは、緑色の方はミント味のフロスだということです。
フロスに味が付けるのは珍しいですね。
元々が口臭ケアのブランドということからでしょうが、ハミガキにもいろいろな味があるように、フロスに味を付けるのもアリかもと思います。
外出前や外出中での使用が考えられそうですね。
■これは、従来の歯周病対策としての歯間フロスを、口臭ケア寄りのコンセプトに少しずらして若者向けに展開する、という挑戦的な事例で興味深いです。
新たな層に向けて展開するのはチャレンジングで面白い、と感じた「フレッシュフロス」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスのコンセプトを少しずらして、新たな層に訴求することはできないでしょうか。
今は市場が小さくても、潜在需要が隠れているかもしれません。その第一人者となると圧倒的な先行者利益があると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!