売れるヒント

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【商品開発】ラインナップの軸を考える

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は終日在宅で勤務していました。

だんだん暑くなってきて、在宅勤務で光熱費がかかってくる時期になりましたね。

 

それでは「売れるヒント」第1,187号です。

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■先日、マツモトキヨシに買い物に行きました。

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こちらはお酒の売り場の様子です。

 

■レモンサワーの「檸檬堂」が並べられていました。

発売してからすっかり定着してきたようです。

コカコーラがお酒を発売するということで話題になったことを思い出します。

ラインナップも増えているので好評なのだと思います。

 

■ここでの気づきは「ラインナップの作り方」です。

5種類のラインアップがあるのですが、2つの軸で作られていました。

1つは味、もう1つはアルコール度数でした。

味は他のチューハイシリーズでも同じですが、同一ブランドでアルコール度数が細かく変化するのはあまり見たことが無いです。

3%・5%・7%・9%と刻まれているのは、味基準ではなく度数基準で選ぶ人がいるということだと思います。

考えてみると私も、翌日が仕事の時は3%を、翌日が完全オフの時は7%とか9%を選びます。

この2軸にしているのは上手いと思いました。

 

■このように、ラインナップを考えるときは、顧客の選択軸を再検討してみると、新たな軸が見つかるかもしれませんね。

商品開発の工夫を垣間見たような「檸檬堂」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのラインナップは、どのような軸で作られているでしょうか。

軸について改めて考えてみると、顧客が求める新たな軸があるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!