売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【パッケージ】読んでもらうための工夫

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は連休の最終日でした。

天気が悪かったので、前日に引き続いて自宅に篭って昔の朝ドラ「カーネーション」を見ていました。ずっと見ても飽きない名作だと思います。

 

それでは「売れるヒント」第1,160号です。

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■先日、スーパーのピーコックストアに買い物に行きました。

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こちらはレトルトカレーの売り場です。

 

■「よこすか海軍カレー」が置いてありました。

カレーのルーツとも言われる「海軍カレー」を再現したものですね。

たくさんあるレトルトカレーの中でも異色の存在です。

しかし様々なスーパーで取り扱っているので、売れているのだと思います。

 

■ここでの気づきは「読ませるアイデア」です。

パッケージに書いてある文章ですが、カレーが海軍食をルーツとしていることが書いてあります。

あえてわかりづらく、カタカナ混じりの戦前のような文体で書いてあります。

読めなくもないのでついつい解読したくなりますね。

現代の言葉でも書けるところを、あえて戦前をイメージした文章にして、興味を引いているということだと思います。

 

■このように、文章が溢れている中で、いかに注目して読んでもらえるかを考えた時、このような手法もあるのですね。

このようなアイデアを収集して自在に使えるようになりたい、と感じた「よこすか海軍カレー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの説明書きは、顧客に読んでもらえているでしょうか。

文字が溢れている世の中では、なかなか読んでもらえていない可能性もあります。

内容以外にも、字体を変えたり表現を変えたりなど、興味を持ってもらうための工夫は様々考えられると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!