【ネーミング】「糖質想い」という表現
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日まで実家でゆっくりして、夜に帰宅しました。
毎年お雑煮を食べますが、昔ながらの地元の味で懐かしくなります。
これからも残していきたい文化だと感じました。
それでは「売れるヒント」第1,037号です。
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■先日、スーパーに買い物に行きました。
レトルト食品のコーナーに、カレーがありました。
■「糖質想いの旨辛スパイシー野菜カレー」という名前です。
電子レンジで温めるタイプのレトルトカレーですね。
野菜カレーで健康的ですが、さらに糖質が少ないようです。
糖質が問題になっている現代に合った内容になっていますね。
■ここでの気づきは「やわらかいネーミング」です。
「糖質想い」というネーミングが気になりました。
糖質制限という強い表現でもなく、糖質のことを考えているというニュアンスですね。
ここから受ける印象は、極端な糖質制限ではないということで、味とのバランスが取れていそうなイメージを受けます。
糖質をかなり気にする層と、全く気にしない層の、ちょうど中間の層に訴求するのに上手い言葉だと思います。
■このように、ネーミングの言葉一つ取っても、その狙いがあるのかもしれませんね。
このような絶妙な言葉を操るようになりたい、と感じた「糖質想いの旨辛スパイシー野菜カレー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、想定している顧客に届く適切な言葉を使っているでしょうか。
ネーミングやキャッチコピーなどの言葉1文字で、ニュアンスが変わることもあると思います。
言い回しを変えるだけで、別の顧客層にアプローチすることができることもあると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!