売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【ネーミング】「糖質想い」という表現

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日まで実家でゆっくりして、夜に帰宅しました。

毎年お雑煮を食べますが、昔ながらの地元の味で懐かしくなります。

これからも残していきたい文化だと感じました。

 

それでは「売れるヒント」第1,037号です。

---------------------------------------------------------------------------------

■先日、スーパーに買い物に行きました。

f:id:ryo596:20210103095535j:plain

レトルト食品のコーナーに、カレーがありました。

 

■「糖質想いの旨辛スパイシー野菜カレー」という名前です。

電子レンジで温めるタイプのレトルトカレーですね。

野菜カレーで健康的ですが、さらに糖質が少ないようです。

糖質が問題になっている現代に合った内容になっていますね。
 

■ここでの気づきは「やわらかいネーミング」です。

「糖質想い」というネーミングが気になりました。

糖質制限という強い表現でもなく、糖質のことを考えているというニュアンスですね。

ここから受ける印象は、極端な糖質制限ではないということで、味とのバランスが取れていそうなイメージを受けます。

糖質をかなり気にする層と、全く気にしない層の、ちょうど中間の層に訴求するのに上手い言葉だと思います。

 

■このように、ネーミングの言葉一つ取っても、その狙いがあるのかもしれませんね。

このような絶妙な言葉を操るようになりたい、と感じた「糖質想いの旨辛スパイシー野菜カレー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、想定している顧客に届く適切な言葉を使っているでしょうか。

ネーミングやキャッチコピーなどの言葉1文字で、ニュアンスが変わることもあると思います。

言い回しを変えるだけで、別の顧客層にアプローチすることができることもあると思います。

---------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!