売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【パッケージ】表示の最大限の工夫

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は祝日でしたが、基本的に自宅で過ごしていました。

心に染み入る 日本の美しい大和言葉

この本は普段使わない表現も載っていて面白かったです。使っていきたい言葉が満載でした。

 

それでは「売れるヒント」第1,154号です。

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■先日、ファミリーマートに買い物に行きました。

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こちらは栄養ドリンクやパウチ飲料容器が置かれている例ケースです。

 

■ここにも新商品らしきものがありました。

「ユンケルローヤルチャージ」というパウチ飲料です。

パウチ飲料とは、ウィダーinゼリーなどでおなじみですが、最近は様々な分野に進出していますね。

今回は、隣のアリナミンと同じく、医薬品メーカーの栄養ドリンクをパウチ飲料化したもののようです。以前もリポビタンDがありました。

早速買って飲んでみましたが、生薬入りなので少し苦く、効きそうな感じでした。

 

■ここでの気づきは「訴求内容の強弱をつける」です。

こちらは指定医薬部外品だそうで、「抵抗力の改善」という文字が大きくなっています。

栄養ドリンクというと、「肉体疲労時の栄養補給」というイメージですが、それは表には書かれていませんでした。

これは、コロナの時期ですので、免疫力・抵抗力を改善しておくというコンセプトなのかもしれません。

ただ、そこまで具体的には記載できないので、「抵抗力の改善」という言葉を最も目立たせているのだと思います。

 

■このように、医薬部外品などで表示に制限がある分野でも、最大限の努力をしているのだと思います。

医薬品関連の業界でも、どんどん変化していると感じた「ユンケルローヤルチャージ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、表示を最大限工夫努力しているでしょうか。

表示に制限のある業界でも、流行などを最大限取り入れようと工夫しています。

文字の大きさや字体などを変えたりして、最も効果的な表示へ工夫するのも効果的と思います。

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 それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!