【商品開発】疲労感軽減の市場
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は仕事でリモートでの意見交換会をする機会がありました。
リモートでは、なかなか意見を言い合うというような感じは、まだ慣れない人も多いですね。
そういった時は、やはりリアル会議がいいという意見もあり、単なる慣れの問題という声もあり、難しいところですね。
それでは「売れるヒント」第1,013号です。
---------------------------------------------------------------------------------
■先日、帰宅途中にファミリーマートに寄りました。
飲料の売り場を眺めていました。
■そこで見つけたのが「キレートレモン」です。
今まではペットボトルの印象はありませんでしたが、「スパークリング」という名前でペットボトルが発売されたそうです。
早速買って飲んでみましたが、美味しかったです。今まで酸っぱいというイメージがあったのですが、全然違いました。
クエン酸が疲労も軽減してくれるそうなので、疲れ切った帰宅途中につい目が留まると思います。
■ここでの気づきは「他の顧客に訴求できる機能性表示」です。
今回の目玉は「疲労感軽減」という機能性表示のようです。
もちろんクエン酸の働きなのですが、これは様々な業界に影響を及ぼす表示だと思います。
今まで栄養ドリンクやエナジードリンクを買っていた人が、飲料売り場に寄った時にこちらを買ってみようとなる可能性が高いですね。実際に私もそうでした。
疲労関係は、すでに大きな市場がありますので、そこに参入できたのは効果大きい気がします。
■このように、今回は機能性表示という特別な制度ではありますが、既存の大きな市場に挑戦する試みは面白いと思いました。
このような業界横断の施策が増えると面白い、と感じた「キレートレモンスパークリング」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、今までとは違う顧客層にアプローチできないでしょうか。
その際には、既に市場がある場合は、訴求しやすいと思います。
その市場が別業界であれば、業界を超えて顧客に訴求できるため、可能性の広がりがあると思います。
---------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!