【ネーミング】大人プチという試み
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は休暇を取って、税務署に行きました。
確定申告をネット上でできる登録をしたのですが、新型コロナの影響で1ヶ月延長して結構人は少ない感じがしました。
これを機会にオンライン化が進むといいですね。
それでは「売れるヒント」第774号です。
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■先日、ファミリーマートに寄ったときの写真です。
「大人プチ」という商品がありました。
■こちらはおなじみの「プチ」の新バージョンのようです。
「プチ」と言えば、小さいポテトチップスやチョコチップが、細長い袋に入っていますね。
「大人」と名前に冠していることで、上質感・高級感を表しているのだと思います。
今までは子供や若者向けのイメージがありましたが、中高年に訴求できそうですね。
■ここでは「大人プチ」というネーミングに注目しました。
今までのプチは、数が多いおやつというイメージで、私も20代の頃によく買っていました。
いつの間にか買わなくなっていたので、若者向けなので自分には関係ないという気持ちがあったのかもしれません。
かなり昔に「大人のふりかけ」という商品がブームになりましたが、「大人」と付けると中高年の顧客層に購入する納得感を与えることができるような感じがします。
■このように、現状の顧客層以外に訴求したい場合、一番わかりやすいのがネーミングかもしれません。
様々なヒット商品が、どのような顧客層に訴求しているかを注目して見ていきたい、と感じた「大人プチ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、現状と別の顧客に訴求することはできないでしょうか。
その場合、今の商品のコンセプトを変えると、今の顧客が逃げていく可能性もあります。
別シリーズで、ネーミング・パッケージ・商品内容を変えて、住み分けすると、上手くいっている例は多いと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!