売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【ネーミング】北海道限定のやきそば弁当を見て

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日、会社から帰宅する時、ラーメン屋で食べていたのですが、突然前職の同僚4人がお店に入ってきて、偶然4年ぶりの再開を果たしました。

前職の会社からは全然違うエリアなので、かなりびっくりしました。こんなこともあるのですね。

 

それでは「売れるヒント」第886号です。

---------------------------------------------------------------------------------

■昨日、会社帰りにファミリーマートに寄りました。

f:id:ryo596:20200806122503j:plain

こちらはカップ麺の売り場です。

 

■今回眺めていて、何かいつもと違うなと感じました。

それは、マルちゃんの焼きそば「やきそば弁当」が幅をとっていたからでした。

この「やきそば弁当」という商品は今まで見た記憶がありませんが、調べてみると北海道限定商品のようです。

なぜ「弁当」かというと、特製スープが付いていて、しかも厚みのあるパッケージが弁当箱に似ているからだそうです。

 

■ここでの気づきは「ネーミングで需要が生まれる」ということです。

この「やきそば弁当」は、弁当と書いていますが、ごはんやおかずがついている訳ではなく、スープが付いているだけです。

普通の即席やきそばとあまり変わらなくても、「弁当」と付いていると、そのように使おうとする人も一定数いると思います。

このことで、今までになかった「外出先での即席やきそばの使用」という需要が創出される可能性が出てくると思います。

 

■このように、やはりネーミングは重要で、それによって顧客の心理と行動が変化するということを、今回感じました。

顧客の行動を変えるようなネーミングを付けることができれば凄いな、と感じた「やきそば弁当」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのネーミングを、顧客が新たな行動をするような訴求のネーミングにすることはできないでしょうか。

ネーミングは、顧客に行動を想起させて促す効果があると思います。

言葉だけで需要を創出できるということを念頭に置いて、ネーミングを考えることも必要かもしれません。

---------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!