売れるヒント

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【コンセプト】鬼滅の刃ハンドジェルの意図

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日はオンラインで歴史勉強会に参加しました。

大河ドラマでも話題の、本能寺の変の謎に迫りました。

最終回が近い大河ドラマではどのように描かれるかが楽しみです。

 

それでは「売れるヒント」第1,044号です。

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■先日、ドラッグストアのココカラファインに行きました。

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お店の入り口付近に、鬼滅の刃のキャラクターが目立っていました。

 

■こちらは「鬼滅の刃ハンドジェル」だそうです。

持ち運ぶための携帯用ハンドジェルですね。

飲食店などでは入り口の消毒対策も行き届いてきましたが、まだまだ消毒できない場面があります。

そんな時に、万全の対策として持っておくのがいいですね。

 

■ここでの気づきは「目的から逆算して必要な商品を考える」ということです。

どうして鬼滅の刃デザインなのかと考えてみると、単に流行っているからということではなさそうです。

大人は逆に恥ずかしくて携帯できないですよね。

これは、子供が積極的に携帯して使用するように、という狙いがありそうです。

すでに汎用の消毒用エタノールは行き渡っているので、すき間市場の子供向け携帯用を狙っているのかもしれません。

 

■このように、すき間市場を狙う時は、その特定の顧客に合致した施策を打つと、可能性が高まりそうです。

大きな市場を狙う時と狭い市場を狙う時では戦い方が変わりそうだ、と感じた「鬼滅の刃ハンドジェル」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、どのような市場と顧客に訴求したいでしょうか。

もし狭いニッチな市場を狙う場合は、その顧客に向けた専用施策が必要だと思います。

その場合は往々にして、他の大部分の顧客を大胆に捨てることになると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!