【コンセプト】ウコングミで新たな顧客層を狙う
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それでは、「売れるヒント」第370号です。
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■昨日、食料調達のためスーパーに寄りました。
お酒コーナーの横に「ウコングミ」という商品がありました。
■こちらはおなじみ「ウコンの力」などの「グミ版」というコンセプトでしょう。
展開場所も、お酒コーナーの横のネットで、おつまみのビーフジャーキーと一緒に吊り下げられていました。
お酒を飲む前か、飲んだ後に食べてほしいという訴求だと思います。
食品卸の三菱食品が作っている「ROYAL BEAUTY」というブランドの1品だそうです。
女性向けに作られた商品のようですね。
■すごいと思ったのは、上手くすき間を狙って作られた商品だということです。
ウコンのドリンクや顆粒、錠剤やゼリーなどはありましたが、グミは見たことありませんでした。
確かに、軽いですし、錠剤のように成分が裸でなく、いわゆるコーティングされるので、グミは食べやすいですね。
サプリもグミになっている位ですから、 これから増えるかもしれません。
そしてもう1点は、女性向けのブランドということです。
今までのウコンの錠剤や顆粒は、どちらかというと男性のイメージでしたので、女性の潜在需要があるとみて作ったのかもしれません。
■このように、すき間を狙って商品を作るとき、剤形や顧客など、2軸のマトリックス図でポジショニングを紙に書き出してみると、ヒントが見つかるかもしれません。
真っ向勝負もいいですが、すき間を狙って新たな需要を開拓するのが上手い、と感じた「ウコングミ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、市場の競合商品と差別化されているでしょうか。もしNo.1ブランドと真っ向勝負しているのであれば、すき間のエリアを狙っコンセプトをずらしてみるというのも上手いかもしれません。
いろいろな要素で縦軸横軸を設定してマトリックス図を書き出し、商品ごとの位置づけを比べてみたらいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!