【企画力】鬼滅の刃がみかんにも
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は朝に会社へ歩いていると、進学校の高校生が、プリントや教科書を読みながら歩いていました。
私が高校生の時は、テストの前でも歩きながらまで勉強はしなかったので、感心してしまいました。
そこまで仕事にも熱心になっているだろうか、と反省させられたひとときでした。
それでは「売れるヒント」第1,008号です。
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■先日、ローソンに帰宅途中に寄りました。
惣菜コーナーに、みかんやバナナなどの果物や、玉ねぎなどの野菜がありました。
■何か違和感があるなと思って見てみると、鬼滅の刃のPOPが付いていました。
果物に鬼滅の刃というのは意外だったのですが、「鬼滅の刃みかん」のPOPでした。
鬼滅の刃クロスが1枚入っているみかんだそうです。
しかも、それは売り切れていて、愛媛県産みかんが残っていた、というオチになっています。
■ここでの気づきは「ギャップがあるこそ注目される」ということです。
お菓子や飲料であれば、プロモーション施策が多いので、違和感ないのですが、果物だからこそ違和感がありました。
このギャップがあるからこそ、ついつい立ち止まって見てしまうことがあると思います。
ありがちなのは、この企画はこの商品に合っていないから難しい、というブレーキですが、あえてそこを無視してみると、意外と注目を集めることがありますね。
それがなかなかできないからこそ、注目を集めるものは少数なのだと思います。
■このように、現在のイメージとのギャップが生じることを恐れない、ということに、売れるヒントがあるかもしれないと感じます。
商品についても、人間についても、意外性というものは大事だな、と感じた「鬼滅の刃みかん」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、意外性のある施策をしているでしょうか。
意外な施策は控えてしまうのが通例ですが、そこをあえて実施してみると、注目を集めて成功するということが往々にしてあると思います。
意外性を恐れる本能に逆らっていくのが必要なのかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!