売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【企画力】鬼滅の刃がみかんにも

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は朝に会社へ歩いていると、進学校の高校生が、プリントや教科書を読みながら歩いていました。

私が高校生の時は、テストの前でも歩きながらまで勉強はしなかったので、感心してしまいました。

そこまで仕事にも熱心になっているだろうか、と反省させられたひとときでした。

 

それでは「売れるヒント」第1,008号です。

---------------------------------------------------------------------------------

■先日、ローソンに帰宅途中に寄りました。

f:id:ryo596:20201205001041j:plain

惣菜コーナーに、みかんやバナナなどの果物や、玉ねぎなどの野菜がありました。

 

■何か違和感があるなと思って見てみると、鬼滅の刃のPOPが付いていました。

果物に鬼滅の刃というのは意外だったのですが、「鬼滅の刃みかん」のPOPでした。

鬼滅の刃クロスが1枚入っているみかんだそうです。

しかも、それは売り切れていて、愛媛県産みかんが残っていた、というオチになっています。

 

■ここでの気づきは「ギャップがあるこそ注目される」ということです。

お菓子や飲料であれば、プロモーション施策が多いので、違和感ないのですが、果物だからこそ違和感がありました。

このギャップがあるからこそ、ついつい立ち止まって見てしまうことがあると思います。

ありがちなのは、この企画はこの商品に合っていないから難しい、というブレーキですが、あえてそこを無視してみると、意外と注目を集めることがありますね。

それがなかなかできないからこそ、注目を集めるものは少数なのだと思います。

 

■このように、現在のイメージとのギャップが生じることを恐れない、ということに、売れるヒントがあるかもしれないと感じます。

商品についても、人間についても、意外性というものは大事だな、と感じた「鬼滅の刃みかん」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、意外性のある施策をしているでしょうか。

意外な施策は控えてしまうのが通例ですが、そこをあえて実施してみると、注目を集めて成功するということが往々にしてあると思います。

意外性を恐れる本能に逆らっていくのが必要なのかもしれません。

---------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!