売れるヒント

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【企画力】ビックリマンモデルの派生

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は20時に仕事が終わり、帰途についたら飲食店は閉まっていました。

スーパーに弁当を買いに行ったら、私と同じように夕食を求めてやってきたような人が多かったです。

飲食店の需要がスーパーに流れている様子を目の当たりにしました。

 

それでは「売れるヒント」第1,056号です。

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■先日、帰宅途中にコンビニのローソンに寄りました。

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こちらはお菓子の新商品コーナーです。

 

■「ダイの大冒険マンチョコ」という新商品がありました。

これは有名な「ビックリマンチョコ」の派生版ですね。

有名なゲームのドラゴンクエストの漫画「ダイの大冒険」のシールが入ったチョコレート菓子です。

私も30年前くらいの子供の頃にビックリマンシールを集めていたので、今でも根強い人気なのはすごいと思います。

 

■ここでの気づきは「モデルの派生化」です。

調べてみると、ダイの大冒険だけではなく、鬼滅の刃エヴァンゲリオン版もあるようです。

ビックリマンチョコの販売モデルが定着して、派生していっている感じがしますね。

お菓子の特典として様々なシールをつけて、収集目的のリピート購買を促すというモデルです。

音楽CDの握手券と似たような販売モデルですが、このような仕組みを作ると強いと思います。

 

■このように、本来の目的以外の購入目的・動機が作れると、新たな売れるヒントとなるかもしれませんね。

ビックリマンチョコを振り返って、改めてすごいなあと感じた「ダイの大冒険マンチョコ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを顧客が購入する目的はどのようなものでしょうか。

その本来の目的以外に、顧客の購入目的・動機が作ることができると、顧客の幅が広がったり、購入頻度が変わったりすることがあると思います。

常識から離れて考えてみると、意外なヒントが思いつくかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!