売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【企画力】鬼滅缶の効果を考える

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

あけましておめでとうございます。

今年も、日常で得られたマーケティングのヒントを、継続して綴っていきたいと思います。

温かい目で見守っていただけたら幸いです。

 

それでは「売れるヒント」第1,035号です。

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■昨日は大晦日で、買い物などで外出しました。

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移動の途中にあった自動販売機です。

 

■昨年話題になった「鬼滅の刃」のコラボコーヒーが並んでいました。

名付けて「鬼滅缶」だそうです。

しかもかなりの幅を取っていますね。6個も並んでいて、自動販売機の左側が鬼滅で埋まっています。

種類によって、12種類や8種類などのレパートリーがあり、コレクションする人も出てきそうです。

 

■ここでの気づきは「購買の目的を変化させる」です。

この場合、コーヒーを飲みたいという動機より、鬼滅缶を集めたいという動機が多いかもしれませんね。

昔のビックリマンチョコや、プロ野球チップスと同じようなコンセプトかもしれません。

よく、これを嘆く論調もありますが、個人的には市場が活性化する良い機会だと思います。

普段缶コーヒーから遠ざかっている人も、これをきっかけに久々に購入するかもしれません。

 

■このように、時には購買の目的を変化させてみるというのも、市場活性化の起爆剤として面白いと思います。

そういう時に、こういったヒットコンテンツは有難いものだ、と感じた「鬼滅缶」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスに、ヒットコンテンツをコラボさせることはできないでしょうか。

本来の目的と違う購買行動となっても、時には普段と違う顧客に気付いてもらうために、ある意味サンプリングと同じような効果が望めるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!