売れるヒント

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【コンセプト】朝専用と休憩用の缶コーヒー

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は昼はホテルで会食しました。

東京エディション虎ノ門という新しいホテルで、31階からの眺めは絶景でした。

一流ホテルに慣れて、使いこなせるようになりたいと思います。

 

それでは「売れるヒント」第1,129号です。

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■先日、外出していた時に、自動販売機で飲料を買いました。

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よくあるアサヒ飲料自動販売機です。

 

■今までも取り上げたことのある「ワンダモーニングショット」がありました。

今も変わらず「朝専用」というコンセプトで貫かれていますね。

さらに「徹底的に!朝専用」と書かれており、そのコンセプトを徹底しようという意志が感じられます。

ここまで徹底すると、朝に買おうとした時にはかなりの確率で目に留まると思います。

 

■ここでの気づきは「コンセプトの絞り込み」ということです。

今回は隣の「金の微糖」が、以前と変わっていました。

「高級豆でいい休憩を」と書かれていて、日中の休憩の時に飲むというコンセプトになっていました。

朝専用とは違って、今までは特徴がなかった感じですが、缶コーヒーを飲むのは朝か休憩時間がほとんどだと思いますので、ここを狙って来たか、と感心しました。

 

■このように、コンセプトを変えてみるというのも、実験的な意味でもいいかもしれませんね。

試行錯誤しながら市場の反応を見ていきたい、と感じた「金の微糖のコンセプト」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、使用シーンや対象顧客が曖昧なものはないでしょうか。

そのような場合、コンセプトを絞って打ち出してみるのもいいかもしれません。

時代によってニーズが変化しているので、コンセプトを変えるとヒットすることがあると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!