【物語力】啓蒙活動がもたらす効果
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日は勉強の1日でした。
午前中は古典の歎異抄の勉強会に出て、午後は赤坂の虎屋に寄った後、教養セミナーに参加しました。
教養セミナーでは床の間の基本について初めて知りました。
それでは「売れるヒント」第1,128号です。
--------------------------------------------------------------------------------
■上述のように、昨日赤坂の虎屋に寄りました。
ギャラリーで企画展をしていました。
■「ようこそ!お菓子の国へ」という企画展でした。
虎屋 赤坂ギャラリー企画展 ようこそ!お菓子の国へ ―日本とフランス 甘い物語― | とらやの和菓子|株式会社 虎屋
日本を代表する虎屋と、フランスを代表するピエール・エルメ・パリと、両者の菓子を通して和菓子とフランス菓子が学べました。
そこまで大きな展示部屋ではないのですが、内容の密度が濃い企画展でした。
お菓子についての豆知識が得られたと思います。
■ここでの気づきは「知りたい需要を満たす」ということです。
このような、企業がギャラリーを作って展示することが徐々に増えている気がします。
この虎屋も、数年前に改装してからこのようなギャラリーができました。
和菓子を訴求するというと、味や見た目、香りなどの研究工夫がメインですが、このような知識を提供するということも付加価値になりそうです。
和菓子の背景を知ると、食べてみたくなり、また人にも語りたくなるという地道な効果があると思います。
■このように、顧客への知識の提供の試みは、啓蒙という言葉がぴったりだと思います。
ただ消費してもらうのではなく、知識を得てもらい伝えてもらうということは長期的に有効だと感じた「虎屋ギャラリー企画展」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客への啓蒙活動を行なっているでしょうか。
短期的な販売の施策だけではなく、長期的に全体の顧客を増やすために、その分野の啓蒙活動をしていくことも必要かもしれません。
また、そのような活動自体が、良い企業イメージにもつながると思います。
--------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!