売れるヒント

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【コンセプト】もんじゃ焼材料セットの付加価値

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は少し読書できました。

聖徳太子は蘇我入鹿である (ワニ文庫)

知人と開催している歴史勉強会で聖徳太子担当なので、研究しています。

今年は亡くなって1,400年ということで、展覧会などもあるそうです。

 

それでは「売れるヒント」第1,111号です。

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■先日、スーパーのピーコックストアに買い物に行きました。

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こちらは小麦粉などが並んでいる売り場です。

 

■「月島もんじゃ焼材料セット」が置いてありました。

これはもんじゃ焼の材料が一通り揃っているようで、他にキャベツだけあればできるようです。

考えてみれば、西日本の出身だからか、もんじゃ焼を家で食べたことがありません。

食べるのはお好み焼きばかりですので、もんじゃ焼にもちょっと興味がわきます。

 

■ここでの気づきは「材料セットで手軽さを売る」ということです。

この「キャベツさえあればいい」というのが、付加価値となっていると思います。

おそらく、もんじゃ焼を日頃から作っている人は、材料が頭に入っているでしょうから、単品毎に買うと思います。

逆に、もんじゃ焼を今まで作ったことがないという私のような人にとっては、材料を一から調べて集めるのはハードルが高いです。

そのような人向けに、材料をセットで売るというのは、手軽さという価値を売っているということになると思います。

 

■このように、売り方に一手間を加えることで、それが付加価値になることがあることを改めて感じました。

相手によって、相手が価値と思うことを提供するのが大切、と感じた「月島もんじゃ焼材料セット」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、手軽さという付加価値を付けられないでしょうか。

一手間をかけることによって、使いやすくなることで、顧客にとって素材以上に価値を感じるかもしれません。

素材などの競争から抜け出すには、別の価値を加えることを考えるといいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!