【コンセプト】属するカテゴリーを変える
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日は月に1回の歴史勉強会でしたので、終日自宅で調べ物をしていました。
担当は聖徳太子の謎についてでした。今年は亡くなって1,400年ということで展覧会など話題も多そうです。
こういう勉強会は、知らないことを勉強する良いきっかけになりますね。
それでは「売れるヒント」第1,107号です。
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■昨日、スーパーのサミットに行きました。
こちらは調味料コーナーの脇のネットです。
■「オイルスプレー」が吊り下げ展開されていました。
これは、油をスプレーできる容器のようで、少ない油で料理できるということですね。
オリーブ油をサラダにかけたりもしますが、ついついドバッとかけてしまいます。
スプレーでしたらまんべんなく薄く広がるので、味も美味しく、健康的でもありますね。
■ここでの気づきは「節約よりも、得られるものを訴求」です。
パッケージで訴求しているのは「ヘルシークッキング」「ダイエットに」ということです。
ここで思うのは、油が節約できます、ということではなく、その後に得られる効果が書かれていることです。
おそらく、1,000円以上する商品なので、ちょっとした節約を訴えるよりも、健康やダイエット商品として訴求した方が良いということなのだと思います。
ダイエット機器に比べたら、1,000円は安い方となると思います。
■このように、どのようなカテゴリーに入るかを、自分で選ぶということができるということに気づきました。
節約容器ではなくダイエットのカテゴリーになる、という選択肢もあるのだ、と感じた「オイルスプレー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、どのカテゴリーに入っているでしょうか。
ネーミングやキャッチコピー、パッケージや価格などの要素によって、分類されるカテゴリーが変わってきたり、変えることができると思います。
カテゴリーを変えると、顧客の印象が変わり、同じ価格でも安く受け取られたり、売れ方が変わってくると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!