【コンセプト】必要性を感じるのど飴
日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
それでは 「売れるヒント」第436号です。
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■先日、ドラッグストアに寄りました。
食品コーナーの、のど飴コーナーに寄りました。
■いろいろなのど飴が並ぶ中に、「糖質コントロールに」という商品がありました。
本当は商品名はラカントですが、説明文が真ん中に大きく書かれています。
「糖質コントロール」とか「糖質制限」というワードは、ダイエットをきっかけに、一躍大部分の人が知る有名ワードになりました。
昔は、「カロリーゼロ」の方が、ダイエットにはいいと思われていましたが、常識が変わったような感じです。
そういった背景があって、このようなパッケージになったのでしょう。
■最近、このような「機能」を前面に打ち出すのど飴が増えています。
以前は、「味」の訴求が多く、「おいしい」「すっきり」などの文言が並んでいました。
そのような「嗜好品」の感覚ではなく、何かの必要性から食べるというコンセプトの商品が増えているのだと思います。
また、その方が価格が少々高くても購入されます。
このラカントは1袋298円で、やはり他に比べて100円位高いようです。
■このようなことから、「嗜好品」の中に「必要性」を加えるという方向性が浮かび上がってきました。
他の業界やカテゴリーで当てはまるところは無いか、考えさせられた「ラカント 糖質コントロールに」のど飴での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、何かの必要性があって購入するものでしょうか。
嗜好品ではなく、使う必要性があると、単価が高くても見合った価値があれば、売れていくと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!