売れるヒント

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【企画力】カルピスとひなまつり

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

先日「このブログよく続けますね」と言われました。

アクセス数は少ないのですが、自分の気づきの言語化のために書いているので、淡々と続けています。

また、毎日書いてきて千回を超えたのは、習慣の力の自信がつきました。

 

それでは「売れるヒント」第1,092号です。

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■先日、スーパーのピーコックストアに行きました。

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催事コーナーにひなまつりの企画展示がされていました。

 

■昔はひなあられのイメージ位しかなかったのですが、今は様々な関連商品がありますね。

甘酒はわかりますが、カルピスも置いてあります。

これは甘酒のような色なので、関連で展開しているのかもしれません。

おそらくノンアルコールの甘酒でも飲みづらい子供もいると思います。

 

■ここでの気づきは「社会貢献のような販促活動」です。

実はこの記事を書いている間に、気になって調べてみたら、新たな発見がありました。

カルピスは、50年以上にわたって、幼稚園・保育園にカルピスをプレゼントしているそうです。

これは、白酒が飲めない子供にも気分を味わって欲しいということで、昨年で全国で約24,000園、約270万人の子どもたちに「カルピス」と「ミニ絵本」がお届けされているらしいです。

50年以上という地道な活動がすごいですし、また規模が桁外れですごいですね。

おそらくすごい経費もかかるでしょうし、そんなすぐに売上が増えるわけではないのに、ここまで続けるのは尊敬の一言です。

 

■このように、一時的な販促ではなく、地道な長年にわたる活動が、企業の社会貢献イメージを信頼あるものにすると感じました。

継続することが生む信頼について考えさせられた「カルピスのひなまつり」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、社会貢献につながる販促活動をしているでしょうか。

もししているのであれば、効果はなくても細々とでも継続していくと、後々のブランドへの信頼につながるかもしれません。 

逆に、1回で終わってしまうと、販促効果が無いためにやめたということになり、元々社会貢献の気持ちがなかったのだと思われてしまうかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!