売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【POP】「三田の皆様へ」と書かれて目が留まった話

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

今回の記事で、500回を迎えました。これからも地道に気づきを貯めていきたいと思います。

 

それでは 「売れるヒント」第500号です。

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■昨晩、石鹸を買いにドラッグストアに行きました。

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こちらは医薬品コーナーにある栄養剤ヘパリーゼの陳列です。

 

ヘパリーゼは、CMもインパクトがありますが、陳列やPOPも特徴的です。

私は前職が製薬会社でしたので、ヘパリーゼの会社の人とも交流がありますが、とにかくインパクトのあるPOPを作っていました。

こちらのドラッグストアでも、大き目のモニターにCM映像を流して、POPとともに陳列をしていました。

 

■ここでは「三田の皆様!ヘパの準備はOKですか?」というPOPです。

このお店の住所が三田なのですが、わざわざ「三田の皆様」と書いています。

おそらく他のお店には「〇〇の皆様」と作っているのだと思います。

これを見ると「おやっ」と注目されると思います。

最近選挙カーが走っていて、「〇〇3丁目の皆様~」とマイクで話しています。自分事として注目してもらうためと思いますが、似ていると思いました。

 

■このように、「〇〇の皆様」といっても、絞れば絞るほど自分の事とと思って注目すると思います。

このPOPのアイデアに、なるほどと感心した「〇〇の皆様POP」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのPOPは、見ると自分事として注目するような言葉になっているでしょうか。

町名や職業、性別年代や健康状態など、対象者を絞った言葉にすると、注目されやすくなると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!