売れるヒント

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【ネーミング】ブランド名を変えて発売する意味

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は、知人の集まりで、マーケティングについて発表する機会がありました。

日々仕事で蓄えている知識や経験を、改めて棚卸しする、よい機会となりました。

 

それでは「売れるヒント」第1,079号です。

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■先日、スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらは即席麺の売り場です。

 

■エンドに「新発売」と書かれた商品が並んでいました。

「ペヨちゃんやきそば」だそうです。

なんとなくペヤングやきそばに似たパッケージと感じたので、調べてみると、やはり同じまるか食品でした。

子供向けの商品として、名前を変えて発売したようです。

 

■ここでの気づきは「ブランド名を変える意味」です。

あえてペヤングという名前を使わずに、ペヨちゃんという名前にしています。

これは、対象顧客が子供や女性、年配の方など、ガッツリ食べない人だからかもしれません。

あくまで想像ですが、ペヤングはガッツリ食べるイメージが強くなっていて、そのイメージと一線を画すためにブランド名を変えているのかもしれません。

そう考えると、顧客の気持ちを調査して把握した上でのネーミングなのかもしれませんね。

 

■このように、新商品を出すときに、ブランド名を一緒にする場合と、違うブランド名にする場合と、それぞれ一長一短があると思います。

そういう商品を見たときに、どういう開発背景があったのかを考えるのは楽しい、と感じた「ペヨちゃんやきそば」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、ブランド名は適切に使い分けられているでしょうか。

対象顧客が変わる場合は、ブランド名を変えた方がいい場合もあると思います。

また、対象顧客がずれる程度の時は、従来のブランド力を活かして幅広げしていくのがいい場合もあると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!