売れるヒント

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【商品開発】ニーズの揺り戻しを考える

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

毎日ブログを書いていて、どうしても自信作とそうでないものがあります。

自信作というのは、今までにない気づきがあったものです。

量を積み重ねることで、どんどん質を高めていきたいと思っています。

 

それでは「売れるヒント」第1,050号です。

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■先日、ファミリーマートに寄りました。

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寄ったのはお菓子コーナーです。

 

■売り場のエンド棚の吊り下げ場所に「ポテトデラックス」が並んでいました。

しばらく前に発売したポテトチップスですね。

「金華のようなポテトチップス」とあるように、厚みがあるポテトチップスです。

私は実は初めて食べましたが、歯応えがあって美味しかったです。

 

■ここでの気づきは「ニーズの揺り戻し」ということです。

今までポテトチップスは、薄いのが定番でした。

普通ではできない薄さに加工して、サクッと食べられるように努力してきたのだと思います。

そうすると、逆に分厚い歯応えを求める人が出てきたのかもしれません。

最近なんとなく厚みのある商品が増えている感じがしての感想です。

 

■このように、他の分野でも、いま業界全体が追求している方向性とは逆方向にも、ニーズが眠っているかもしれません。

嗜好が多様化しているので、そういったニッチな方向を追求するのもアリかもしれない、と感じた「ポテトデラックス」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスが、追求している方向性はどのようなものでしょうか。

時には、その方向性と逆を行ってみるのも、ニーズがあるかもしれません。

また時には、その逆の方向性に、ブームが戻ってくることもあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!