【コンセプト】幼児用カレールウの賑わい
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は元旦で、都内の実家に帰省しました。
いつもは都内は年末年始は人出が減るのですが、帰省を遠慮している人が多いからか、いつもよりは都内の人が多いような気がしました。
それでは「売れるヒント」第1,036号です。
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■先日、スーパーのダイエーに買い物に行きました。
幼児用のコーナーがありました。
■1歳になったら与えることができる食品のシリーズですね。
「カレーの王子さま」は以前ブログに書いた記憶がありますが、他にもスープやハヤシなどシリーズが拡大していました。
それぞれに、アレルギー原料を使用していないという注意書きがあり、親が気にする点を押さえていますね。
同じような幼児用のカレールウが、S&Bだけではなく永谷園やハウスなどの各メーカーから出ていました。
■ここでの気づきは「初使用を押さえる試み」です。
ここまで各社が発売してきているのが、最初不思議に感じました。
幼児なので、そこまで大きな需要ではないと思います。
ただ、幼児の時に食べたものの味覚は、その後も好みになって、大人まで継続していくということがあるのかもしれませんね。
3歳までに培われた味覚が一生影響を与えると言われるそうです。
もしそういう狙いなのであれば、幼児向けバージョンを強化するのも納得です。
■このように、カレーであれば、初めて使用する可能性のある幼児食を強化する、という試みは、他にも応用できそうな戦略かもしれません。
たしかに個人的にも、初めて使ったものはその後も継続しているかもしれない、と感じた「1歳になったらカレーの王子さま」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、初めて使うことの多い年代があるでしょうか。
初めて使う時に、自社のものを使ってもらうことで、その後の継続が増えることがあるかもしれません。
サンプリングでもお試し版でも、初めて使ってもらう試みをすることは、想像以上に効果があるのかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!