売れるヒント

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【コンセプト】年明けうどんのカップ麺

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は帰宅後に少し読書しました。

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

これは今までの同様の本と違って、データを基にしているので◯%という根拠がしっかりしている感じがしました。この本はもっと売れそうな気がします。

 

それでは「売れるヒント」第1,021号です。

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■昨日の夜に、ファミリーマートに寄りました。

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こちらは、即席麺のコーナーです。

 

■うどんの新商品が出ていました。

その名も「どん兵衛 年明けうどん」だそうです。

年越し蕎麦に対して、年明けうどんを広めようとしているのは聞いたことがありますが、とうとうカップ麺で出たのですね。

パッケージを見ても「寿」のちくわなどが見えて、正月らしくなっています。

 

■ここでの気づきは「新たな文化を提案する」ということです。

年明けうどんは、調べてみると讃岐うどんが提唱しているもののようです。

元旦から1月15日までにうどんを食べるという定義のようですが、まだ一般的に広まっていませんね。

ただ、このカップ麺を通して、そのような文化を宣伝していくということであれば、全国のコンビニに置かれると相当な効果になると思います。

 

■このように、味や価格で競って疲弊するのではなく、新たな文化の提案によって新しい需要が生まれる形ですので、カテゴリー全体にとっても良い手法だと思います。

私も個人的に、年明けにうどんを食べてみよう、と感じた「どん兵衛年明けうどん」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、新たな需要を創出できているでしょうか。

カテゴリーの中での競争だけでは、疲弊していき、全体が縮小してしまうこともあります。

新たなものを提唱して、カテゴリー全体を大きくしていくことで、関わる人全てが恩恵を受け取ることができ、理想的だと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!