売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】ナッツの新たな方向性

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日はちょっとした仕事関係の用事で、横浜に行きました。

1時間くらいですぐに帰宅したのですが、つい駅で崎陽軒のシューマイ弁当を買って帰りました。

ちょうど駅のいい場所に売店があるので、ついつい買ってしまいます・・・

 

それでは「売れるヒント」第1,010号です。

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■昨日、ドラッグストアに買い物に行きました。

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こちらは健康食品コーナー横のサイドネットです。

 

大麦若葉などの健康食品の隣に、ナッツが吊り下げられていました。

こちらは、健康志向の人が立ち寄る場所ということで、展開されているのだと思います。

下に吊り下がっているのは「ロカボナッツ低糖質」で、今までもよく見かけます。

上の「低糖質スイートナッツ」は、初めて見ましたが、「スイート」という名前のように、ちょっと甘さが加わっているもののようです。

 

■ここでの気づきは「バランスを調整する試み」です。

今までは、とにかく糖質を減らして、健康的な食品にしたという商品が多かったように思います。

それが今回は、その低糖質ナッツにラカントという甘味料を加えていますね。

ラカントも糖質0g なのですが、厳しさ一辺倒の流れから、ちょっと緩ませるようにバランスが取られた商品かなと思います。

ちょうど顧客ニーズがそちらにもあると感じ取ったのだと思います。

 

■このように、業界としての大きな流れがあると思いますが、時にはそれが行き過ぎた時にバランスを取ることができれば、他から抜きん出ることができるかもしれません。

そういった意味で、上手いなと感じた「低糖質スイートナッツ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、業界の流れと顧客ニーズがマッチしているでしょうか。

もし顧客ニーズとのズレが生じていると感じたならば、少し顧客寄りに戻す試みをすると、業界内で唯一の存在になれる可能性もあります。

敏感に顧客の声を感じるのは難しいですが、常にそういう意識で風を読んでいくと、センスが培われていくのかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!