売れるヒント

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【物語力】高価格に納得するごはん冷凍保存容器

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

今回で記事が1,000回を数えました。

一昨年の3月から毎日1記事書いてきて、淡々と続けてきました。

毎日の良い習慣となっていると思います。

 

それでは「売れるヒント」第1,000号です。

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■先日、近所のスーパーに買い物に行きました。

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海苔やふりかけなどの売り場近くの写真です。

 

■「絶品ごはん保存」という商品がありました。

これは、ごはんを冷凍保存する容器ですね。

ごはんを冷凍保存して解凍しても美味しい、ということが売りのようです。

1個400円位と、冷凍保存容器の中では高価になっています。

 

■ここでの気づきは「こだわりの量が売りになる」です。

パッケージを読むと、かなりこだわって製造されたことがわかります。

「あら熱をとらず、炊きたての美味しさを保存」

「凸型底でムラなく加熱」

「蒸気が通って水分が循環する二重構造」

「フタ裏の突起で水分を行き渡らせる」

という4つのポイントが書かれています。かなりの工夫ですね。

私も実際使ってみましたが、二層になっているのが明らかに今までの保存容器と違うので、ちょっと感動しました。

 

■このように、性能にこだわって工夫を重ねた商品だからこそ、高単価でも納得できるということを改めて感じました。

高単価でも納得されるような、背景の物語を感じさせることが必要だ、と知らさせた「絶品ごはん保存」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、価格を顧客が納得しているでしょうか。

高単価であれば、その背景にある工夫や努力などの物語が感じられれば、納得して購入される率が高まると思います。

また、低価格でも、効率化で低価格にできたというような物語を感じられれば、顧客に安心感が生まれる効果もあると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!