売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】幼児用のキシリトールを見て

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

先日、仕事でユニクロで服を購入する機会がありました。

店員さんに在庫を聞くと、スマホで周辺店舗の在庫までわかるそうで、その場で調べてもらいました。

一般的にはレジで自店の在庫を調べるのが精一杯でしたが、どんどん進化しているのですね。

 

それでは「売れるヒント」第1,001号です。

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■昨日、帰宅途中にローソンに行きました。

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こちらはガムや飴が吊り下げられている売り場です。

 

■おなじみのロッテキシリトールガムがありました。

といっても、これはガムではなく、舐めるタブレットでした。

パッケージには、子供に絶大な人気を誇ると聞くしまじろうが載っています。

2歳頃からと書かれているように、幼児がターゲットのようです。

 

■ここでの気づきは「顧客の年代の幅広げをする」ということです。

キシリトールガムといえば、虫歯予防で有名ですが、今まで幼児のイメージはなかったです。

それを、幼稚園〜小学生がより好みそうな味やパッケージにしたということですね。

確かに考えてみると、虫歯になるのは小学生低学年が多いことを考えると、潜在顧客が多い年代へ訴求を幅広げする秀逸な取り組みと感じます。

 

■このように、顧客の様々な属性の中でも、年代を幅広げするのは当たれば効果が大きそうだと感じました。

どのような意図で商品が並んでいるのかを今後も探っていきたい、と感じた「キシリトールタブレット」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、現在の顧客層の周辺に、潜在顧客層がないでしょうか。

もし潜在顧客が眠っているならば、新たに参入するチャンスですが、違う年代というのは比較的考えやすいかと思います。

他にも様々な事例があるので、取り組みやすいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!