【コンセプト】あえてブランド名を出さない選択
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は仕事で外出して、倉庫に見学に行きました。
東京の湾岸の倉庫街でしたが、歩いている人はほとんどいませんでした。
倉庫でも、在宅勤務が可能な管理系の人は在宅勤務になっているのかもしれませんね。
それでは「売れるヒント」第962号です。
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■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。
こちらはゼリー飲料のコーナーです。
■その中に「ガッツギア」という商品がありました。
「スポーツキッズ応援ゼリー」「勝ち飯」とあるように、スポーツの時にエネルギーやアミノ酸補給をするゼリーのようですね。
訴求する相手は子供に絞っていることが、ネーミングでもパッケージでもわかります。
一目で子供向けということがわかるようなデザインとなっていますね。
■ここでの気づきは「既存ブランドの出し方」です。
こちらはパッケージの左上に書いてあるように、おなじみの「アミノバイタル」です。
ただ、小さめに書かれていて、メインは「ガッツギア」となっています。
もし「アミノバイタル」がメインとなっていたら、他のアミノバイタルと似たようなものだと思われたかもしれません。
あえて既存の有名ブランド名を小さくして「ガッツギア」という全く違うブランド名にすることで、中身が似たようなものだったとしても、全く違うものという印象を与えることができますね。
■このように、既存ブランド名を使った方がいい場合と、あえて使わない方がいい場合があると感じました。
ブランド名を自由自在に使い分けるのはすごい、と感じた「ガッツギア」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、ブランド名をどう使っているでしょうか。
既存のブランド名を使って横展開をしていくのも良いですし、またあえて使わずに全く違うブランドとするのも時に必要かと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!