売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】ブランドの転用の効果

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は終日在宅勤務でした。

運動不足になるので、夜にちょっと遠くのスーパーに歩いて買い物に行きました。

このようなちょっとした運動を積み重ねていくしかないですね・・・

 

それでは「売れるヒント」第1,067号です。

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■昨晩、スーパーのまいばすけっとに行きました。

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のど飴の売り場を通りました。

 

■おなじみのヴィックスのど飴が吊り下げられていました。

ドラッグストアでおなじみですが、スーパーでも最近はよく見ますね。

ドラッグストアでは箱のタイプが多いですが、スーパーでは袋で吊り下げられているのが多いです。

スーパーでは袋が多いので、対応しているのかもしれませんね。

 

 

■ここでの気づきは「ブランド名の転用の効果」です。

ドラッグストアでは「指定医薬部外品」になっているヴィックスですが、スーパーのヴィックスは「食品」扱いのようです。

指定医薬部外品ですと、「のどの痛みに効く」という効能が書けますが、食品ですと書けませんね。

ただ、ヴィックスという名前を知っている人であれば、のどが痛い時に効果がありそうなイメージは変わらないかもしれません。

指定医薬部外品であるとか、食品であるとか、そこまで確認する人は少ないかもしれません。

 

■このように、一度築いたブランドは、他のカテゴリーになってもイメージを活かすことができる例だと思います。

どこかの分野に絞ってでも、ブランドを築くと強い、と感じた「ヴィックスのど飴」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、どこかの分野でブランドを築いているでしょうか。

最初は狭い範囲でも、その分野でブランドを築くと、他にも転用することができるかもしれません。

あまり広げすぎると逆効果の場合もありますが、適切に使うと応用ができると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!