売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】ぬか漬けの素を見て

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は仕事で外出して、販売の現場を見に行ってきました。

現場に行くと、やはり机の上で考えたこととは違うヒントがありますね。

 

それでは「売れるヒント」第959号です。

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■先日、近所のスーパーで買い物しました。

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こちらは漬け物などが並んでいる売り場です。

 

■こちらに「発酵ぬか漬けの素」が並んでいました。

これは、昔でしたら各家庭にあった、いわゆる「ぬか漬けの床」ですね。

小さい容器に入れて、切った野菜を一緒に入れると、手軽にぬか漬けが作れるようです。

「乳酸菌のチカラ」と書かれており、乳酸菌ブームによりぬか漬けが見直されているのかもしれません。

 

■ここでの気づきは「自分で作りたい需要もある」です。

今は手軽に既製品を買うことができますが、漬け物も同じですね。

自分で作る必要は無い時代にはなりましたが、このように「ぬか漬けの素」が売れるということは、自分で作りたいという需要があるということだと思います。

アレンジを加えたかったり、安上がりにしたいなど、理由はいろいろあると思いますが、この時代でも需要があるということは見逃しがちかもしれません。

 

■このように、便利な時代になったとしても、あえて手間をかける商品の需要があることも考えられますね。

いろいろな付加価値があるので、実際に売ってみないとわからない、と感じた「発酵ぬか漬けの素」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスについて、それを作る段階のニーズが顧客に無いでしょうか。

既製品ではなく、自分で作りたいという潜在需要が眠っているかもしれません。

便利な時代でも、あえて手間をかけたいという需要は一定数あるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!