売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】謎の部分を残す

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

このブログの元ネタはどうやって収集しているか聞かれました。

買い物に行った時に、気づきがあった2個か3個の写真を撮っています。

翌朝に写真を見ながらブログを書いていると、その場では気づかなかったことも多くて再発見があります。

 

それでは「売れるヒント」第1,443号です。

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■先日、スーパーのまいばすけっとに寄りました。

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こちらはお菓子の売り場です。

 

■おなじみの菓子パンがありました。

ヤマザキの「クルーラーリング」という商品です。

学生の時に、安くて満腹になるのに菓子パンをよく食べていたことを思い出しました。

ついつい止まらなくなってしまいますね。

 

■ここでの気づきは「謎のワードを使う」です。

今回パッケージに書かれていたのは「発酵種ルヴァン使用」という文字です。

ルヴァンとはフランス語だそうで、「主に小麦粉、ライ麦粉、水を合わせて作った発酵種で、乳酸菌と酵母を生育させて作られるパン種のこと」だそうです。

パンを作ったことがないので良くわかりませんが、ルヴァンを使ったパンはモチモチになるそうです。

わかる人にはわかるワードによって、わからない人も何となく良さそうと感じますね。

 

■このように、全体はわかりやすいのが前提で、一部だけ謎のワードを使うのは、アリかもしれませんね。

少し謎を残した方が、イメージが良くなることもあるかもしれない、と感じた「クルーラーリング」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、謎の部分を一部に作っているでしょうか。

そういう部分があった方が、関心も高めることができますし、良い方向にイメージを膨らませてくれることがあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!