売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】濃さで差別化する

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は1日中会社に行っていました。

通勤している人数も、かなり戻ってきたような気がします。

 

それでは「売れるヒント」第920号です。

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■昨日の帰宅途中に、ローソンに寄りました。

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こちらは飲料コーナーです。

 

■そこに「朝のYoo 濃い乳酸菌」という商品がありました。

プライスカードがまだついていませんので、おそらく新商品なのだと思います。

1000億個のフェカリス複合菌だそうで、調べてみると、8つの乳酸菌が組み合わさっているようです。

実際に飲んでみると、乳成分が多い感じで、濃い味でした。

 

■ここでの気づきは「他で言っていない特長」ということです。

この「濃い」という特長は、乳酸菌飲料ではあまり聞きませんね。

「濃厚牛乳」という商品がありましたが、それくらいだと思います。

おそらく、乳酸菌飲料が、どちらかというと薄いという声があって、その顧客の声に応えたのかもしれません。

どんな味なのか気になって、ついつい手にとってしまう効果があるかもしれません。

 

■このように、一般的に「美味しい」という差別化が主流の中で、「濃い」という違う切り口でアプローチするのは面白いと思います。

このような差別化が他カテゴリーでもいろいろ考えられるかもしれない、と感じた「濃い乳酸菌」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、違った切り口で特長を訴求することはできないでしょうか。

食品であれば、味という大まかなくくりではなく、濃さという一要素を前面に押し出すようにしてみると、差別化ができて面白いかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!