売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】うまい棒のブランド力

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第352号です。

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■先日、ドン・キホーテに行った時の写真です。

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お菓子コーナーに、大量に陳列されていた「うまい棒」です。

 

■スーパーやコンビニでも見かけますが、ここまでの大量陳列を見たのは初めてです。

30本入り298円で売られていましたが、この30本単位も初めて見ました。

やはり安いですね。1本約10円の計算です。

 

さまざまな種類があり、牛タン味やエビマヨネーズ味、さらには納豆味などもあります。

どんどん新しい味のうまい棒ができていますね。売れているということでしょう。

 

■ここで感じたのは、「うまい棒」は極めて尖った商品だということです。

他にない優れた特長の商品や、高級ブランド商品だけが尖った商品ではないということです。

 

「安くてとにかく量が多い」お菓子というと、やはり「うまい棒」が思い浮かびます。

他にここまで徹底している商品はなかなか思い浮かびません。

ある意味、そういう立ち位置を確保している「極めて強いブランド」ということになるかもしれません。

 

■どんな形でも、他にない商品ならば、尖った商品として顧客にイメージが強く植えつけられます。

「安くて量が多い」という「うまい棒」も、それを置いていた「驚安の殿堂ドン・キホーテ」も、そういう尖ったブランドとしてブレないのがすごいと思います。

 

「〇〇ならば△△以外思い浮かばない」という立ち位置にならねば、と感じた「うまい棒」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、尖ったものとなっているでしょうか。

1点集中の特長作りにより「〇〇といえば△△」「△△以外思い浮かばない」という状態を作り出すことが、顧客の頭の中でのブランド形成につながると思われます。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!