売れるヒント

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【物語力】オリオンビールと柿の種

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は台風のニュースで大騒ぎでした。

出身が山口県なので、台風はよく来ていましたが、停電など大変です。

そういえば東京に来てから停電の経験が無いので、それだけ台風の数が違うのでしょうね。

 

それでは「売れるヒント」第919号です。

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■昨日の夜に、ファミリーマートに行きました。

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こちらはおつまみの売り場です。

 

■見ると見慣れた「オリオンビール」のデザインが目に留まりました。

「オリオン島柿種」という名前のようで、コラボ商品でしょうか。

柿の種といえば亀田製菓ですが、こちらは沖縄のオキコというメーカーのようですね。

オリオンビール酵母使用」というのが惹かれます。

 

■ここでの気づきは「地元コラボ+使用シーンコラボ」です。

このコラボは縦串と横串で上手いと思います。

沖縄のオリオンビールと沖縄の柿の種でコラボし、かつビールとおつまみという使用シーンでもコラボしていますね。

商品を見た時も、沖縄頑張っているなという納得感と、オリオンビールと一緒に買おうかなという気持ちが起こります。

 

■このように、何の脈絡のないコラボよりも、何か物語性を感じるようなコラボの方が、顧客の印象に残りやすいのかもしれませんね。

商品開発にも物語性が大切なのかもしれない、と感じた「オリオン島柿種」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、コラボなどの企画の時に、物語性を感じるものになっているでしょうか。

脈絡のないものよりも、同じ地元だからとか、一緒に使うと抜群だからだとか、何かの物語性があるとメッセージが伝わりやすいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!