【商品開発】ケチャップ濃いだけでも
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日の昼に、古典の歎異抄についての講座に参加してきました。やはり内容深いです。
夜には、オーダースーツを作ってきました。1着ひじが破れてしまいまして・・・
それでは、「売れるヒント」第652号です。
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■先日、スーパーのまいばすけっとに寄った時の写真です。
こちらは調味料コーナーです。
■トマトケチャップが並んでいましたが、「リコピン」という文字が目立ちます。
最近のトレンドなのでしょうか、トマトに入っている抗酸化成分リコピンを強調することをよく見かけますね。
そういえば、以前に栄養ドリンクとしてリコピンを売り出していたこともあります。
人気の栄養成分ということなのだと思います。
■ここでの気づきは「濃い」という言葉です。
左と右の商品は、両方ともリコピン1.5倍なのですが、左の方は「濃い」という文字が強調されています。
言われてみれば、この「濃さ」という点は差別化できる要素なのですが、あまり気づかないですね。
イメージでは、簡単に濃さや薄さを変更できる印象がありますが、あまり活用されていないことかもしれません。
■このように、差別化の手段は、意外にいろいろあるかもしれませんね。
基本的なところを見逃していないか再度見直したい、と感じた「濃いリコピンケチャップ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、他社の競合品との違いが出ているでしょうか。
差別化といえば大変なイメージがありますが、何かのちょっとした違いでも差別化となります。それが顧客にとって重要な違いと感じることもあると思います。
いろいろな差別化の要因を洗い出すのもいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!