売れるヒント

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【コンセプト】かぜ薬の「総合」と「個人用」の流行

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第446号です。

 

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■一昨日、ドラッグストアで買い物をしました。

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かぜ薬コーナーに「新コンタックかぜ総合」がありました。

 

■こちらは名前に「総合」とあるように、かぜのいろいろな症状に総合的に効く薬ということですね。

「熱・のど・鼻・せき」などにまんべんなく効くということですね。

POPにも「バランスよく働く」と書いてあります。

しかも持続性との事で、働いている人に特に有難いかぜ薬ですね。

 

■ここしばらく、昔からの総合かぜ薬に替わって、症状に特化したかぜ薬がブームになっていました。

「熱に」「のどに」「せきに」「鼻水に」といったように、特に困った症状に成分を合わせた「個人に合わせたかぜ薬」が多く出ていました。

 

その反動からか、今回は「バランスよく」というPOPを見て、逆に新鮮に映りました。

いろいろな症状がある人や、家族でかぜにかかった人は、バランスがいい方が適切かもしれません。

 

■このように、「細分化したもの」と「まとめたもの」と、どちらがいいという訳ではなくその時々ですが、ブームがあります。

どちらかに偏っていた時に、逆を行くと「新鮮」に映るのかもしれません。

 

時代の流れを読んで、流れに乗ったり流れに逆らったり、コンセプトを考えるのは面白い、と感じた「新コンタックかぜ総合」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、「細かいニーズに対応したタイプ」でしょうか「幅広く対応したタイプ」でしょうか。

この2つのタイプはブームがどちらかに偏る傾向があるようです。

その流れを読んで、商品を作ったり提案したりすると、新たな売れるヒントが見つかるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!