【ネーミング】たたかうマヌカハニーに苦心の跡を見た
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それでは、「売れるヒント」第310号です。
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■先日、家の近くのセブンイレブンに寄りました。
のど飴コーナーに「たたかうマヌカハニー」「たたかうジンジャー」という商品がありました。
■こちらは、かぜやインフルエンザ対策を意識したのど飴なのでしょう。
マヌカハニーには、抗菌作用や抗ウイルス作用があるという研究があります。
さらにプロポリスも入っていて、抵抗力を高める効果があると思われます。
左隣の「たたかうジンジャー」も、同じようにジンジャー(しょうが)でかぜの治りを早める効果があると言われています。
私も風邪の時は、よくしょうが湯を飲みます。体を温めて休むと治りが早くなると伝えられているからです。
■ここでの気づきは、「たたかう」というネーミングです。
のど飴なので医薬品と違って「風邪に」「インフルエンザに」などとは書くのはNGですね。
風邪に「効く」と書いてしまうと、薬の法律に違反してしまいます。
ただ、そこまで直接的に書かなくても、「たたかう」という表現でニュアンスを伝えることはできます。
それによって、治療のサポートとして使われると、顧客としても助かりますね。
そのように、医薬品になっていない民間療法をいかに伝えるか、という努力の跡が見られるネーミングです。
■このように、伝えることが制約があり難しいことも、ネーミングの工夫によってニュアンスだけ伝えられるということもありますね。
ネーミングの努力についても事例を見ていきたい、と感じた「たたかうマヌカハニー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、顧客に伝えたくても制約のあることはないでしょうか。直接的に伝えられなくても、ネーミングの工夫でも伝えることができるかもしれません。それには、規制が強い他業界の事例が参考になるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!