【コンセプト】引き算思考のポテトチップス
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それでは、「売れるヒント」第220号です。
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■こちらは、コンビニに寄った時の写真です。
湖池屋の「PRIDE POTATO」が並んでいました。
■数年前でしょうか、今までのポテトチップスと違ったイメージで発売しています。
リニューアルしたのか、新発売となっていました。
時々ポテトチップスを食べるのですが、このシリーズは見た目のイメージが良くて、価格もそれほど変わらないので、ついつい手を伸ばしてしまいます。
■今回強調しているのは「無添加」という点のようです。
「うま味調味料・香料無添加」と書いてあります。
これを裏返すと、今までのポテトチップスは、うま味調味料が入っていたということになりますね。
「〇〇無配合」とか「〇〇無添加」と聞くと、それだけで「〇〇が悪いもの」というイメージが想起されます。
■最近は、「〇〇配合」と同じくらい「〇〇無配合」の訴求効果が高くなっていると思います。
加えるものが飽和状態となって、逆に引き算の発想が必要になっているのかもしれません。
また、「シンプルイズベスト」と言われるように、シンプルなものが求められる時代となっているのかもしれませんね。
引き算思考も頭に置いて、売り方を考えていきたい、と感じた「湖池屋ポテトチップス」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、「〇〇を無しにしました」という引き算思考はできないでしょうか。それが競合との差別化となり、良好なイメージとなり、売れるヒントとなるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!